兵庫県豊岡・コウノトリの郷公園で絶滅危惧種コウノトリを見学
玄武洞公園を出た後は、「兵庫県立コウノトリの郷公園」に行ってみました。
名前の通りですが、コウノトリの飼育を行っている公園です。
研究施設にもなっておりコウノトリに関する資料が展示されていたり、実際にコウノトリを見学することが出来ます。
タイミングが良ければ体験型のイベントなども行われていて、入場料も無料なので、豊岡のおすすめの観光スポットです。
コウノトリは、兵庫県のシンボルとして県鳥にもなっている鳥です。
国の特別天然記念物にも指定されている貴重な鳥です。
新潟の佐渡島で飼育されている「トキ」と同様に「コウノトリ」も絶滅危惧種に指定されていて、大切に保護されています。
関西ではニュースなどでもよく話題に取り上げられる為か、観光客もかなり多かったです。
コウノトリの郷公園
こちらは、飼育されているコウノトリの写真です。
このような段々畑のような土地で飼育されています。


ただ、写真からも分かるように、この時点ではコウノトリがまばらにしかいませんでした。
が、しばらく待っていると、各地に飛び散っていた他のコウノトリも集まってきました。
ちょうど、餌(エサ)やりの開始前の時間になったようです。
※餌の時間を覚えているそうです。

どんどん集まってきました。

まだ、餌の時間にならないので、コウノトリたちは待っています。

餌やり開始です。

青い大きなトレーのようなものに入れて貰って食べていました。

こちらは、遠くて分かりにくいのですが、子育て中のコウノトリです。

館内の写真も載せておきます。





お土産売り場もあります。

いろいろな物が売ってあり、売り場を見て廻るだけでも楽しかったです。
入口付近には、こんな郵便ポストもあります。

実際に郵便物も投函することができ、専用の封筒に入れて投函すると、
コウノトリが記載された消印を押して貰えます。
※専用の封筒は、コウノトリ本舗で無料で貰えるそうです。
こちらは、「幸のトリング」です。

「こうのとりんぐ」と読みます。だじゃれですね。。。
コウノトリと言えば、昔から幸せを運ぶ鳥と言われてきました。
こちらで幸福を得られるといいですね!
コウノトリについて
昔は多くのコウノトリが日本の空を飛び交っていたそうですが、日本国内の野生のコウノトリは1971年に一度絶滅しています。
※乱獲やら農薬やら餌の減少やら諸々の理由が重ったことが原因らしいです。
その後、ロシアのハバロフスクから贈られた6匹のコウノトリを基に繁殖が行われて、今では100匹を超えるまでに繁殖に成功しているようです。
ただ、現在では、世界中でも極東を中心に数千羽しか生息していないらしく、世界的にもかなり数が減っているようです。
飼育員さんの説明によると、
・1日に500グラムくらいのエサを食べる
・一度「つがい」になると、どちらかが死ぬまで添い遂げる
・体長は羽を広げると人間の大人よりも大きい(2mくらい?)
など、
コウノトリについていろいろと面白い話も聞けます。
興味のある方は一度訪れてみてください。
【アクセス】
住所:〒668-0814 兵庫県豊岡市祥雲寺128






















